ビジネスの世界でよく言われるのは、世の中は2種類に分けられる。それは「仕掛ける側と仕掛けられる側」に分かれるということです。
簡単にいうと、
- 仕掛ける側=商品・サービスを生み出し提供する人、企業、個人事業主
- 仕掛けられる側=商品・サービスを買い続ける人、一般消費者、会社員の大半
仕掛ける側はお金を稼ぎ、お金持ちになり、自分のやりたいことに時間を使うことができます。
一方で、仕掛けられる側はお金を使い続け、「自由に使えるお金も時間もないまま」生涯を終える可能性が高いです。
今回は仕掛けられ続けてきた僕の経験から、「仕掛けられる側だなー」と思う人の特徴を7つにまとめてみました。

いっくよー!
仕掛けられる(搾取される)側の特徴7選
仕掛けられ、搾取され続ける人にはどんな共通点があるでしょうか?当てはまっていたら要注意です!
自信がない
日本人はとくに多いのですが、自分に自信がない人は搾取されます。自己肯定感が低いといったりもしますが、自信が無い人は何かに依存しなければ生きていけません。
つまり、自信がないとは不安になりやすいこととイコールですから、悩みを解決してくれそうな商品・サービスを購入し続けることになるのです。
長所を見つけることがヘタ
自信がないことと繋がりますが、長所を見つけるのがヘタな人は搾取され続けます。
すなわち、自分の悪いところばかりが気になるので、「今の自分」でいることが苦痛に感じるのです。結果、自分を変えてくれそうな商品・サービスに依存することになります。
ちなみに、僕も数年前までは長所を見つけることがヘタでした。自分の良いところが分からないので、他人に対する劣等感を感じてばかり。それゆえ、他人とコミュニケーションをとることがつらいので、生きることもつらくなってくるんですよね。
自分の長所を見つけるクセをつけてからは、他人と前向きに接することができるようになりました。短所より長所に注目するだけで、周りの景色がガラッと変わりますし、無駄なものを買うことも減ります。
言葉が抽象的で軽い
「成功します」「絶対やります」といった力強い言葉。耳障りはいいですが、正直、こういう勢いだけの抽象的な言葉を吐く人で、結果を出した人を知りません。
なぜなら、目標設定にも同じことが言えますが、抽象的な言葉は現実味がないからです。現実味がないことはまず達成できません。
本田圭佑選手がイタリアの一流クラブ『ACミラン』で10番を背負うことができたのはなぜか?
それは間違いなく、小学生のときの作文に「ACミランで10番を背負う」と書いたことがきっかけでしょう。具体的だからこそ、それを達成するためにやるべきことが見えてきます。
これが「いつかプロになって海外でプレーしたい」だったら、海外でプレーすることすら夢のままで終わっていたかもしれません。
言葉がいつまでも抽象的な人は、何かを実現できる可能性が低くなるので、いつまでも叶えてくれそうな商品・サービスを購入し続けることでしょう。
勉強しない
当然ながら、勉強しないと知識は増えません。知識とは情報なので、勉強しないのは情報を入手しないということ。つまり、「情報弱者」になってしまうわけです。
世の商品・サービスは私たちの悩みを解決するためにありますよね?
そして悩みの多くは「知らないこと」から生まれるので、情報弱者は悩みの解決にお金を払い続けることになるわけです。
勉強しないとは、情報弱者で貧乏な人生を選んでいることと同じ。勉強しない理由はありませんね。
勉強するけれど実践しない
勉強をしていても状況が変わらない人は多いです(私もそうでした)。
それは学んでばかりで実践をしない、行動しないから。結果とは行動の先にしかないので、勉強するだけでは何も変わらないのです(もちろん勉強しなければもっと悲惨です)。
色んなセミナーや講座に行くけれど結果が出ない。これをいわゆるノウハウコレクターと言います。100個のノウハウを集める人より、1個のノウハウを実践する人が成功する。これもまた否定しようがない真実です。
欲しいと感じたら買う
お金の使い方には次の3つがあると言われています。
- 消費=食事や衣服などの生活必需品
- 浪費=ゲームなどの娯楽
- 投資=勉強やスキルアップ、株式投資など将来の資産につながるもの
お金がない人は「消費」と「浪費」にお金を使い、お金持ちは「投資」にお金を使います。
そして一般消費者が「欲しい」と感じるものは大抵の場合、浪費です。つまり、お金を生み出すことに繋がらないただの娯楽にお金を使うため、自分が成長することはなく、搾取され続けます。
しかも、仕掛ける側は仕掛けられる側が「欲しくなる」ように商品を作りPRしますから、消費者は次々と浪費することに….。多くの人が働いても働いても楽にならないのはこのためです。
ずっと準備中
これは起業あるあるの一つ。
「まだ起業準備中」「いつか起業したい」と目を輝かせる人をたくさん見かけます。しかし、そういう人は1年後、3年後、5年後に会ったときも準備中であるケースがほとんど。
なぜなら、起業の準備が整うなんてことは100%ないからです。
本気で起業したい人は、今日か明日にはお役所に行って開業届を出します。まずは動いてみてから、直面する色んな課題を一つ一つ乗り越えていくのが起業できる人の行動です(成功するかは別の話)。
まとめ:言葉が現実を創っている
搾取され続ける人の特徴はまだまだあるかもしれません。ここでは僕が自戒の意味もこめて、とくに目についた特徴をまとめました。
ただ、ビジネスをしていて一番思うことは、「言葉が現実を創っている」ということです。
- 「できない」
- 「まだ準備中」
- 「いつかやりたい」
- 「あの人みたいになりたい」
これらの言葉は聞き慣れていますが、とても危険です。そもそも行動とは「やる」と決断した結果起こることですから、できないと言ってしまえば脳はできないと思います。
まだ準備中と思えば準備中ですし、もう準備完了と思えば完了なのです。あの人みたいになりたいと思うだけでは、その人みたいになること(追いつくこと)は一生できませんよね。
普段から自分がどんな言葉を使っているか?一度振り返ってみるのはすごくおすすめです。

今日はここまで!


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