無料商品で結果を出すことは可能なのか?

情報発信

ビジネス、マーケティングを学ばれた方なら、フロントエンド、バックエンドという言葉をご存知でしょう。

一応確認しておくと、

  • フロントエンド=集客商品
  • バックエンド=利益商品

ですね。フロントエンドは無料~数千円程度の手を出しやすいもの。バックエンドに区切りはありありませんが、数万円~数十万円、数百万円といった高価格のものになります。

今回は、これらの商品設計をどうすればいいのか?という話ではありません。

たまに「この有料商品、買ったほうがいいですか?」と質問する人がいますので今回は

起業初期の人がビジネスを学ぶときに無料商品でも学べるのか?

無料商品からヒントを得て収益に繋げることはできるのか?

この点について考えてみましょう。

しばライター
しばライター

無料には裏がある

無料(タダ)ほど怖いものはない?

よくこんな風によく言われますよね。僕はこれについて半分同意、半分正解だと思っています。

冒頭で言ったように、ビジネス設計として無料商品はほぼ確実にフロントエンド、つまり集客のための商品なわけです。

それが本であれセミナーであれ、無料のあとには有料商品の提案があると思って良いでしょう。

無料商品を手にしたあとには必ず「売りこみ」があるので、売りこみを恐れる風潮がある日本では、無料(タダ)は怖いとなるわけす。

けれど、そもそも売りこまれても買うかどうかは自分次第。有料商品がいらなければ断ればいいだけですよね。

しかし人は売りこみを嫌うので、「売りこまれること自体がストレスに感じる」という人も少なくありません。

また、心理学の世界では「返報性の法則」というものがありまして、人は何かを受け取ったら返さなければならない、という心理的圧力を感じるようになっています。

商品だけではなく提案を受けることも既に「受け取る行為」ですから、それに対して「断る」という行為は、法則から考えても罪悪感を感じるようになっています。結果、ストレスを感じるのです。

無料商品はまさにこの返報性を利用したマーケティング手法でして、スーパーの試食なんかも当てはまります。

無料でも結果は出せる!ただし・・・

ところで今日の本題は、無料商品で結果を手に入れることができるのか?でしたね。

お金を稼ぐ、恋愛、ダイエット、勉強など、どんな分野にしても「こんな結果が無料でに入ります」というキャッチコピーの商品を見かけます。果たして無料で結果の出る商品なんてあるのでしょうか?

結論をいうと、無料商品だけで結果を出せる人もいます。割合としては少数派かもしれませんが、いるにはいるのです。

今は「情報爆発」と言われるほど情報で溢れた時代。正直、稼ぐノウハウ、痩せるノウハウ、モテるノウハウなどの「手法」についてはいくらでも無料で公開されています。

中には内容ぺらっぺらの情報もありますが、無料でも「何でこれが無料なの?」みたいな充実したコンテンツも簡単に見つかります。そういったものを手に入れて、素直に実践すれば結果を出すことは誰でも可能と言えるでしょう。

ただし注意が必要なのは、無料商品は多くの場合、サポートや個別具体的な事例までは分かりません。そのため、結果を出すには細かいところは自分で調べ、自分で考えて解決していく覚悟が必要です。

とはいえ、それは有料でも同じこと。

有料で対面コンサルティングを受けたところで、おんぶに抱っこで結果を出すというのは難しいですよね。そんな人は優秀な人にコンサルティングを受けたところで行動しないし、自分で思考錯誤もしないので、どうせ結果は出ないわけです。

逆に言うと、問題解決能力の高い人は、無料商品でも勝手に結果を出すことができるでしょう。

自他ともに認めるノウハウコレクターだった僕が言うので間違いありません(笑)

まとめ:ノウハウは関係ない

突き詰めると、無料か有料か、どんなノウハウを手に入れるかという話と、結果を出せる出せないはあまり関係ありません。

問題解決能力の高い人は、少ない情報から自分で試行錯誤し、結果に繋げていきます。

一方で常に「誰か教えて~」というスタンスの人。「分からない」が口グセの人は、高額商品を買っても1年間のコンサルティングを受けても結果は出ないのです。

ただしここで「じゃあ無料商品で頑張ろ」と思った人は要注意。

  • 無料は有料に比べていい加減(中途半端)な商品が多い
  • 結果が出るまで時間がかかる可能性が高い

ということ。やっぱり有料商品のほうがサポートが充実していたり、より細かい悩みを事前に解決する構成になっていたりするものです(そうじゃない有料商品は論外です)。

以上を踏まえて、無料で何かを手に入れるときはご判断ください。

しばライター
しばライター

今日はここまで!

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