ビジネスを始めたい、副業を始めたいと考えているなら
こんなことはありませんか?
「行動しなきゃと分かっているのに行動できない、、、」
「情報が多すぎて何をすればいいかわからない、、、」
悩んでしまって気づけば一日が終わっている。
体が金縛りにでもかかったのだろうか?
と後悔の気持ちにも襲われ、さらに悩むという悪循環。
どうも、コピーライターの町田です。
これはビジネスに挑戦し始めた当初の僕です。
何か新しいことを始めるとき、頭の中を支配するたった一つの感情。
それは
失敗したらどうしよう・・・
という感情です。
「そんなやつにビジネスは無理だ」と言われそうですが、
実はこれ、自然なことのようです。
というのも、
”人は得をするよりも、損をしたくない思いの方が強い”そうです。
これは「プロスペクト理論」と呼ばれていて、
誰もが感じる自然なことのようですね。
ビジネスで成功する姿を思い描き期待が膨らんでいるのに行動できない。
それは失敗したくない、損したくないという不安な感情が
期待を上回ることにより起こります。
冷静になってみると、
成功する見込みが少しでもあるなら、
それがあなたの望む未来である以上、
やってみたほうが良いに決まっていますよね?
たとえ10回やって9回失敗するようなことでも、
1回の成功があれば問題ないはずです。
実際に、大きな成功を収めているような起業家達は例外なく、
その何倍もの失敗を経験しています。
ならば、成功する確率が低くても望みがあるのなら
やってみる以外の選択肢はないはず。
しかし、
現実はなぜ行動できない人で溢れているのか?
「行動力の差だろ」
と言ってしまえばそれまでですが、、、
本当にその一言で済むのなら、
行動できずに長い時間を浪費してしまう前に、
適正テストか何かで判断できそうです。
就職サイトにあるような『適職診断』みたいな。
ですが、それで挑戦するべきか諦めるべきか、が決まるのなら
夢も希望もあったものじゃありませんし、
現実はそんなに白黒はっきりつくものではありません。
性格による向き不向きというのはあるのでしょうけど、
成功する可能性は誰にでも残されているいるのが真実だと思います。
そのために必要なのはやはり行動、、、なんですが
問題は、「その行動が正しいのか判断できない」ことです。
言い換えれば
他の選択肢の方がいいのではないか?
もっと良い選択肢があるのではないか?
という可能性も捨てきれないために、
一歩踏み出すのをためらってしまいます。
あなたにも心あたりがあるのではないでしょうか?
その事実を踏まえると、
「どうすれば行動できるのか?」
の質問に対する答えも見えてきますので
僕なりの考えを書いておきます。
どうすれば行動できるようになる?
それは
知識をつけるな!ということ。
ここまでの、なかなか行動できない原因をまとめると2点。
・失敗したらどうしようという恐怖
・もっと良い選択肢があるのではないか?という迷い
そのうち、失敗への恐怖を乗り越える方法というのも
心理学的な観点を踏まえて数多く紹介されていますが、
恐怖そのものは、はっきり言って消えることはありませんので、
解決は二の次だと考えています。
そこで、今回は2つ目の「他の選択肢との間に生じる迷い」について。
この原因となるのが「知識をつけすぎること」によるものだと知っていましたか?
「好奇心の隙間理論」
という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
「好奇心の隙間理論」とは、ある分野の知識について
知れば知るほど、まだ知らない部分が気になって仕方なくなる状態のことです。
好奇心の罠に注意
何か新しいことに挑戦するとき、当然、
無知なままでは何をすればいいかわかりません。
できるだけ準備万端で、
成功への確信が強くなってから行動に移したいと思い、
あらゆる手段を駆使して知識を集めるでしょう。
ですが、学校の勉強で気付いていますよね?
どれだけ学んでも学んでも
より深く、より難しく、より多くの
知らない知識があることに。
反対に、少しかじった程度しか知らないことだったらどうでしょう。
たとえば、世界中の国の名前なんか、
今さら覚えようとは思わないですよね?
まして特別な縁がない限り、日本以外の国について詳しいはずがありません。
それでも、海外への漠然とした憧れや好奇心から旅行に行くのです。
これって根本はビジネスでも同じなんです。
本気で、起業や経営、自分が始めようと思う分野について
学ぼうと思えば、おそらく残りの人生全てをかけても足りません。
しかし、安心を得たいから事前に学べば学ぶほど、
知らないことが多いことに不安になるのです。
だから、僕の経験からも行動力を上げる一つのポイントは
事前に得る知識は最低限にとどめておくこと。それも意図的にです。
意識しないと、知識を仕入れれば仕入れるほど、
それ以上に知らない知識が宇宙のように広がっていき、
行動する意欲が失せてしまいます。
全体像を掴んだら即実行!
ぜひこの言葉を忘れないでください。
もう少し調べてみようかな、、、、と思い始めたら注意です。
ある程度全体像がわかったと思ったら
迷わず行動ですよ。
あまり難しく考えずに、この原則だけを覚えておいて
自分のルールにしてしまうと、いちいち悩まずに済みます。
「どうしようかな、、もう少し調べてからにしようかな。」
といったことは無くなるでしょう。
それでは今回はこの辺で。
コピーライター
石川


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